プロローグ

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ザシュ、ザシュ、ドーン ???「……グゥ……ゲボッ」 ???「…ハァッハァ……ハァハァ」 広い森のひらけた地、1人の黒いローブを纏い〔マトイ〕、杖を持った人間と、神々しい光を纏った巨大な竜が佇む〔タタズム〕否、戦っていた そして、人間と竜、お互いに傷だらけで人間の方など自らの杖を支えにやっと立って要る様だ。 しかし、一方竜の方も神々しい光を纏って要るがその光もどこが弱々しくなっていて、眼に大きなキズが出来ている そうして、互いに次が最後の一撃と言わんばかりに睨み合い、互いにタイミングを図っていた ………そして……… 人「我闇を司りし者、煌めく星々に恐れられし闇の力、今その力を持って彼の者を討ち滅ぼさん」 人間は黒い魔力を杖の先端に集めながら詠唱する 竜「………」 竜は自らの口の前に光を集め丸い球体状にしていく ………互いの技が……… 人『黒波 滅流・(ブラックホール・レイ)』 人は先端にが渦状の球の様になっている黒く太いレーザーを放ち、竜は光の玉を放つ そして、互いの技は地面をえぐりながら、互いを滅ぼさんとぶつかり合う ………交差する……… ……………そして………………、大きな爆風と互いに反発しあった魔導の波紋が広大な森に広がり、森に住む動物の命を奪っていく 爆風は地面を削り木々を破壊しながら広がって行くが、ある程度広がってから徐々に収まって行った
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