富田さん①

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私「富田さん。」 富田「は?ああ、なんかね?」 雄弁に常識について語っていた富田さんは、こいつ何言い出すんだ、的な表情で私を見ました。 周りの空気が再び凍り付いて、止めときなさいよ!な感じがビシバシ伝わってきました。 黙っていた方が良かったのかもしれません。 だけど私は自分の理屈を押し付けるタイプの人が大嫌いなんですよ。 その理屈が納得出来るならまだしも、どうしても納得出来なかったから尚更黙っていられませんでした。 それに私はこの時、富田さんに負ける気が一切しませんでした。 (注意⚠本来勝ち負けではありません😅)   
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