プロローグ

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「お母さーん……お父さーん……どこー……」 雨の音がうるさい。体は雨で冷たくなっていった。 それでもまだ幼い男の子は両親を探すために歩き続けた。 ただの迷子ならよかったのだがこの家族は山奥にピクニックにきていたからこれはもう遭難だ。 男の子は1人で両親から離れてしまいそこに天気予報も確認してのピクニックだったのだが突然の雨が襲った。 強くなっていく雨の中男の子は両親を探し続けた。
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