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声が聞こえた。 雨の音でかき消されても確かにはっきりと耳に届いた。 「お母さん…お父さん……!」 男の子は無我夢中で声のする方へ走った。 息が切れても走った。ぐちゃぐちゃにぬかるんだ道も気にせず走った。 「はぁ…はぁ…はぁ……」 ふと気がつくとさっきまで走った獣道ではなく広い空間に出た。 その広い空間の中心にはとても大きな木があった。
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