子宮頚菅無力症について

1/3

3人が本棚に入れています
本棚に追加
/23ページ

子宮頚菅無力症について

子宮頚菅…子宮の出口にあたる部分です。妊娠中は通常子宮頚菅はしっかり閉じていて子宮の中の胎児を保持しているのですが、まれにこの部分がゆるくて開きやすく、流産や早産になってしまう場合があります。このような病態を頚菅無力症といい、妊娠初・中期の習慣性流産の一つの要因となります。通常流・早産の徴候(不正出血や陣痛の様な腹痛)を自覚しないまま子宮口が開大してしまい、胎児娩出に至ってしまいます。頚菅が開大してきている場合であれば内診や経腟超音波で頚菅無力症を診断する事はできますが、たいていは、病態が進行してきてから発見される事が多く、これを予防することは、まず不可能と言ってもいい。頚菅無力症の原因は、ほとんどが原因不明出そうです
/23ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加