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「なぁに。羅真兎。」
扉を開けて少しお辞儀すると、羅真兎は椅子から立ち上がった。
「また…任務かぁ。」
「勿論。私が呼ぶのはそれだけよ。」
羅真兎はうなづいた。
「これを見て欲しい。」
羅真兎は紫の本を渡した。
「………ディラ…カローレ…?」
「ディラ・カローレ村。
ライマ州にある少し大きい村で、
そこに奴が現れた。」
「魔女ね。」
羅真兎はまたうなづく。
「少し強いが大丈夫だろう。」
「任せて!」
蛍は自信満々に言った。
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