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ある日。
ベットルームに…
夫…武志(47才)が置き忘れた携帯にメールが届き。
つい…
覗いてしまった妻の私…洋子(47才)は…
一瞬…!!
全身から血の気が引き…
しばらく…
頭が真っ白になり。
その後…
雑多な思いが脳裡を駆け巡った。
…………
メールの主は…
伊東年男…!?…
武志の浮気相手かも知れない…
伊東年男という…女。
もしかして…?
今…流行りのボーイズラブ…?
まさかぁ…!?
きっと何かの間違い。
武志にそんな趣味なんて有り得ない。
どうかしてる…私。
だったら…!?
(先日は久し振りの…素敵なひととき楽しかった💕)
(又…早めに時間調整してね・・ウフフ💕)
この文章は…何?
そして…セキュリティまでしている…
このツーショット写真は…?
ショートボブが似合う小顔美人の肩に腕を廻し…満面笑みのVサイン。
誰なの…?…この女。
この女が…
伊東年男なの…?
いつからなの…?
何故…携帯を置き忘れたのよ。
携帯なんか見なきゃよかった。
でも…
家庭と子供達の将来の為にも夫の秘密を知っておく事は大事。
…………
何故…パスワードを、私も知ってる番号にしたのよ。
バカな武志。
それにしても…
今夜どうしょう…?
携帯を忘れた事…
武志は気付いてる。
私に見られたと思ってるかも…?
私…どうしたら…?
結局…
考え抜いた末…
平静を保つ事にした…私。
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