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そんなやりとりをしている時、ふと誰かが
この教室に来る気配がした。
『瑠珂、竜夜。』
あたしが そう言うと竜夜は苦笑いし、
あたしに言った。
竜「気付いてるに決まってんじゃん。だっ
て、俺達【ラルク】の一員ですから。
伊達にNo.2やってるわけじゃないよ。」
瑠「まぁそれは 別にいいんだけど・・・。
てか何かおかしくね?」
それは、あたしも思っていたところだ。
今、この教室に近づいている奴は
足音を完璧に消している。だが、気配は
少しだが何となくある。
・・・こんな事ができるのは裏関係の奴だけ
だ。あたしは、とりあえず【ラルク】に
所属していて、こんな事ができる奴を片っ
端から頭の中に思い浮かべた。
・・・今うざい奴が頭に浮かんだ。・・・あいつ
であってほしくはないな。てかまず
会いたくねぇし。
竜「ははっ。かわいそ。あいつ麻奈大好き
人間なんだから・・・っと。あと、十秒くら
いでその誰かさんが来るぜ。」
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