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夢を見てから数日…久しぶりに街の近くを通った黒猫は残酷な真実を知りました
『悪魔の子は処刑された』
黒猫はすぐに女の子だと悟りました
黒猫が女の子の夢をみた次の日、民衆の前で女の子は首切りの刑によりこの世を去っていました
黒猫は世界を憎みました
“何の罪もないあの子を世界は殺した”
黒猫にとって絶望的になるには強すぎるものでした
“なんで…なんであの子なんだ…返せよ…返せよ…返せ!!!”
黒猫は女の子の話を楽しそうにしている若者に襲いかかりました
「うわっ!!なんだこの糞猫!!」
若者はそう言うと黒猫を振りほどくと近くにあった石を黒猫に投げつけました
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