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黒猫は悔しくて悔しくてしかたがありませんでした
しかし、黒猫が勝てるわけもなく、石を投げつけられた黒猫は傷だらけになりながら何時もの場所に来ていました
傷からはとめどなく血が流れ、黒猫はその場に座りこみました
“あぁ…これで僕も死んじゃうのかな…”
ぼんやりと思いながら黒猫は月を見上げました
“もし…死んでしまったら…あっちの世界ではあの子に会えますように…”
黒猫は月にそうお願いをするとゆっくりと眠りにつきました
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