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次の日、いつも通りにやって来た黒猫は不思議に思いました
皆が自分を冷めた目で見ているのです
“おはよう、皆!”
そう黒猫が挨拶をしても、周りの猫は知らんぷりをして皆何処かに行ってしまいます
“皆、どうしたんだろう…”
黒猫は理由が分からないまま不安に思っているとある猫が黒猫にこう言いました
「二度と此処には来ないで」
黒猫は驚きを隠せませんでした
ついこの前まで一緒に居たはずのこの場所に二度と来れない…何時も仲が良かったはずの猫からの言葉が信じれませんでした
“どうして?僕は何かした?”
黒猫はゆっくり泣くのを我慢しながらその猫に近づきました
するとその猫は黒猫を突飛ばして声を荒げて言いました
「近づかないでよ!!黒猫の貴方と一緒に居ると不幸になるの!!貴方なんて居ない方がマシなのよ!!」
黒猫は戸惑い真っ直ぐにその猫を見ていました
「分からないの!?皆、貴方を迷惑がっているの!!分かったら二度と来ないで!!」
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