月に願う

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しかし、黒猫は弱音を吐かず女の子の腕の中で心地よく撫でられていました “人間に弱音を見せたらいけない” そう黒猫はずっと思っていたからです “珍しいやつ…怖く無いのだろうか…” 黒猫はそう思いながら体温に身を預けていました
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