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?「あら、残念ですわね。まぁ、それはおいとくとして、改めて翔さん、おはようございます」
そう言って、間延びした挨拶をしてきたのは、俺の実の母である三ノ宮 姫乃(サンノミヤ ヒメノ)である。
翔「おはよう、母さん。後、朝から笑えない冗談を言うのはやめてくれ」
と、冗談ではないとわかっていても、少しの期待からそう口にしてしまう。まぁ、いつものことだから、返答はわかっているのだが
姫乃「あら、本気のつもりでしたわよ」
とまぁ、相変わらず優美な微笑みで、毎度毎度変わらぬ答を返してくれた。
翔「あはは」
もう笑うしかない、ホント笑うしか。だが、こんな性格の母親だが家で唯一の常識人なのだ。
なぜかって?見てればすぐにわかるさ。
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