常識はずれな日常

3/6
8人が本棚に入れています
本棚に追加
/6ページ
?「あら、残念ですわね。まぁ、それはおいとくとして、改めて翔さん、おはようございます」 そう言って、間延びした挨拶をしてきたのは、俺の実の母である三ノ宮 姫乃(サンノミヤ ヒメノ)である。 翔「おはよう、母さん。後、朝から笑えない冗談を言うのはやめてくれ」 と、冗談ではないとわかっていても、少しの期待からそう口にしてしまう。まぁ、いつものことだから、返答はわかっているのだが 姫乃「あら、本気のつもりでしたわよ」 とまぁ、相変わらず優美な微笑みで、毎度毎度変わらぬ答を返してくれた。 翔「あはは」 もう笑うしかない、ホント笑うしか。だが、こんな性格の母親だが家で唯一の常識人なのだ。 なぜかって?見てればすぐにわかるさ。
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!