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緑side
何を言ってるのか分からなかった
ただやすがこっちを見て
悲しく笑っていた
「僕うざかったよな～
ごめんなっ、大倉の気持ちに
気付かんくて…っ」
ぎゅ
ただ抱き締めるしか出来なかった
いつものようにたっちょんて呼んで？
「大倉っ、離して」
俺の腕の中で暴れるやす
「俺の話聞いて」
そう言うとやすの動きが止まった
それを確認して、そっと体を離す
相変わらず目に涙をいっぱい溜めてるやす
_
「さっきはほんまにごめん、
疲れてるのはやすも一緒やのに
当たってしもた…
それにやすの優しさにも気付けやんかった、
こんな俺にこんなこと言う資格ないけど
俺やすの笑顔大好きや
ずっと隣で見てたい
だから別れるとか言わんといて…っ」
あー泣きそう、やすは黙ったまま
「…僕でええの？
またたっちょんを怒らすかもしれへん！」
「俺には章大が必要やねん！
それに悪いのは章大やない、俺や。」
_
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