VS 王城学園

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「ふぅ~」 「ナイピッ! すごいじゃんまだノーヒットだよ! はいっ水」 ベンチに戻ってきた神岡に水を渡しながら声をかける宮野。 「サンキュー」 ゴクゴクと喉を鳴らして水を飲み干した。よほど喉が渇いていたのだろう。 「そろそろ陽が登ってくるから暑くなるぞアンダー替えとけよ」 「へいへい」 朝霧に忠告を受けアンダーシャツを着替える。 するとグラウンドから再び快音が鳴り響いていた。 矢部が再びヒットで出塁し、2盗を決めていたところだった── 「またあいつ打ったな。ノリノリだなー」
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