393人が本棚に入れています
本棚に追加
「次、どこ行く? なんか身体動かしたいしボーリングでも行くか?」
「うん!」
というわけで神岡の提案によりラウンド2に行くことになった。
マックから徒歩10分ほどでラウンド2に着いた。
「大人2人で投げ放題でお願いします。」
カウンターで受け付けを済ませ、いざボーリングスタート。
「ボーリング久しぶりだなぁ。優希は最高何点?」
と言いながら入念にストレッチを始める神岡。
「わたしは……68かな。わたし下手だもん……」
「女の子はそれくらいのがかわいいって。女の子で200とかいったら引くしな。んじゃ第一投行きまーす」
神岡、第一投を投げる。
ゴロゴロゴロ
カーーン
と勢いよく転がったボールは全てのピンを倒していった。
「よっしゃあ!」
どや顔で振り返る神岡。
「すごーい! いきなりストライク♪」
佐山はパチパチと手を叩き喜んだ。
「まぁ、余裕かな」
「でもなんで右で投げるの? 左利きよね?」
「龍二から投球制限されてるからな。それにこんな遊びで肩壊したらバカだしさ」
なんだかんだ言って朝霧のことを信頼している神岡である。
最初のコメントを投稿しよう!