ひとときの安らぎ

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「次、どこ行く? なんか身体動かしたいしボーリングでも行くか?」 「うん!」 というわけで神岡の提案によりラウンド2に行くことになった。 マックから徒歩10分ほどでラウンド2に着いた。 「大人2人で投げ放題でお願いします。」 カウンターで受け付けを済ませ、いざボーリングスタート。 「ボーリング久しぶりだなぁ。優希は最高何点?」 と言いながら入念にストレッチを始める神岡。 「わたしは……68かな。わたし下手だもん……」 「女の子はそれくらいのがかわいいって。女の子で200とかいったら引くしな。んじゃ第一投行きまーす」 神岡、第一投を投げる。 ゴロゴロゴロ カーーン と勢いよく転がったボールは全てのピンを倒していった。 「よっしゃあ!」 どや顔で振り返る神岡。 「すごーい! いきなりストライク♪」 佐山はパチパチと手を叩き喜んだ。 「まぁ、余裕かな」 「でもなんで右で投げるの? 左利きよね?」 「龍二から投球制限されてるからな。それにこんな遊びで肩壊したらバカだしさ」 なんだかんだ言って朝霧のことを信頼している神岡である。
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