VS 東海大佐上 ~後編~

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(橘さんのボールがこんな飛ばされるなんて…絶対取って見せますよ!) (おいおいそれ取られたら洒落になんねーぞ。) すでに真田は三塁を、高宮は二塁を越えた辺りを走っていた このままキャッチされることがあればトリプルプレーになりかねない そうこうする間に糸原は落下地点付近へと到達する (飛び込めば取れるか…?) 「糸原飛べーーー!!」 同じく打球を追いかけていた桐山が糸原に叫ぶ─── (頼む、抜けてくれ──) 打った荻原は祈りながら二塁へと走っていく 「うおおおおおお!!!」 糸原は打球に対し決死のダイビングキャッチを試みる ズザアアアアアアア
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