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「ちーっす！」
「ああ。──そちらのキミはマネージャーやったことないのかい？」
「あっあたし？ まぁ一応中学のときやってたし、だいたいのことは分かるけど…」
茶髪の子は自分を指差し答えた。
「よし、じゃあ決まりだ！ ２人ともマネージャーよろしく！」
「えっ!? 軽っ！ そんなノリでいいの？」
なんとも軽いノリでマネージャーが決まってしまった──
まぁそれもありか…
「そういえば自己紹介がまだまだったね。僕は荻原誠、３年でキャプテンやってるよ」
「１年４組、松山唯です。よろしく！」
先に茶髪の女の子が自己紹介をする。
「１年４組、佐山優希です…。よ…よろしくお願いします」
続いて黒髪の子が自己紹介をした。まだ緊張しているようだった。
「優希ちゃんかわいいでやんす」
矢部の目は完全にいっていた
「ん？ あぁそうだな─(どっかで見たことあるんだよなぁ…)」
矢部に言われ佐山の方に目をやる。しかし恥ずかしがってか、神岡が目を合わそうとすると、すぐに下を向いてしまう。
(気のせいかな…？)
「よし、マネージャーも入ったことだし練習はじめるぞ！」
｢はいっ！｣
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