探偵?

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「おい!」 「キャアアア!」 いきなり背後から話し掛けられ腰が砕けた松山。 「お前らこんなとこで何やってんのよ?」 「なんだかおもしろそうだにゃ~」 3人を襲い掛かった謎の影の正体は坂本と森田であった。 この森田は坂本と同じ2年生である。天然パーマのキツネ目で語尾に必ずにゃ~と付ける変わった人物である。 松山らはアレアレと神岡らのほうを指差し状況を説明した。 「はは~んあいつらもう付き合ってやがんのか。一年のくせに生意気なやつだ。どれちょっくら落とし前つけてくっか」 パキパキと腕をならし戦闘態勢に入る坂本。 (落とし前って違うような……) 「おー……」 「しーっ! 隠れてるのがばれるじゃないですか!」 松山が坂本の口を抑えなんとか制止する。 「なんだよー。別にいいじゃねえか気付かれたってよ──」
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