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(アルティメットの方が強いと思うけど、突っ込むのめんどいや)
「まぁアルティメットでも何でもいいから投げてみて下さいよ」
「よーしよーく見とけ! 真中さんよろしくっす」
「うむ」
秋山の球を受けるのは真中大地
3年生キャッチャーで秋山とバッテリーを組んでいる。
一応桜ヶ丘の正捕手である。
グラブを胸のあたりで構え、投球モーションに入る。
そして横手からボールが投げられた。
ビュビュッ!
ククッ!
バシィィン!
サイドスローから放たれたスライダーはキレよくバッターボックス付近で急激に変化した。
「どうだ俺様のスライダーは?」
腰に手をあてて自信満々の様子
「まぁなんでもいいや」
「なんでもいいで片付けるなー。まあいい俺様がじっくり教えてやろう」
そこから球の握り方、投げ方等を教わることとなった。
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