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そして、先生は俺に最後の質問を投げかけたのだ。
「絶対とは言わないが、今まで以上に勉強しないかったら合格(うか)らないぞ。不合格の時に『受けなければ良かった』という後悔をしないか?」
「はいっ!」
俺は即答していた。
そして、先生はあきらめた表情を見せながら
「なら良いぞ。がんばれ!」
先生はこの無謀な決定を下したのだ。
「はい!!頑張ります!!」
俺は喜びの余りに席から立ち上がり先生に深く礼をして、感謝の言葉を伝えた。
「そうなると、いつまでも学校にいるわけにはいかないだろう。面談はこれで終わりにするから君は早く帰りなさい。」
先生は笑顔でそう言った。
そして、俺は先生に再び返事をし教室をあとにしたのだ。
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