PROLOGUE はじまり……

25/28
前へ
/158ページ
次へ
そして、あの面談以来勉強付けの毎日が始まった。 正直無謀な挑戦だった。 国語の読解問題なんかできないし、理科の第2分野の内容なんかあまり覚えていないし……。 社会なんか知識が全く無いに近かった。 そんな状況でありながら、ひたすら過去問を解きまくる生活を過ごしていった。 もちろん、この時期で致命的と言っても良いほど、答案の自己採点がスムーズにいった。 (これじゃヤバイ!!入試に間に合うかな……) あまりにも点数が酷かったから、徐々に心配になってきた。 (けれど、やらなきゃ……) そして、出来なかったところわ教科書で確認しながら、残りの受験生活を過ごした。 すべては、高校でやりたいことをやるため。
/158ページ

最初のコメントを投稿しよう!

22人が本棚に入れています
本棚に追加