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刃と刀
そういえば…
「先生!あいつは!?あいつはなんなんだ!?」
俺は思い出したように、辰に聞いた。
「あぁ、あいつか…」
辰は少しうつむきがちに話始めた…。
「あいつの名前は桐崎叶矢(きりさききょうや)、お前と同じ学年のはずだ…。」
「あいつは俺達の仲間だったんだが、なぜか俺達を裏切り、奴らの仲間になったんだ…。」
成る程・・・。
ところで…
「今あいつは!どうしてるんだ!?」
俺は聞いた。
またおそわれたりしたら大変だしな…。
すると辰は・・。
「恐らく、今はあいつと戦っているはずだ・・。」
「見に行ってみるか?」
いや、遠慮します。
でも、辰は俺の腕をつかみ…
「丁度良い機会だ、見に行ってみよう。」
と、かなり強引に俺を引っ張りだした・・・。
助けてくれ~
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