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「遅かったな…。」
「これが授業なら、遅刻だぞ?」
忌々しい辰の声…。
「先生?彼が最後のメンバーですか?」
辰とは違う声がする……。
「!?」
俺は驚いて、目線を辰から、教室へと移した…。
そこには…。
よく知っている顔が………居た。
「そうか、お前は知らなかったな…。」
俺の顔を見て、察したのだろう…。
辰は続けて言った…。
「彼らが君の仲間、そして、君は我らの最後のメンバーだ。みんな快く受け入れてくれるそうだ、良かったな…。」
辰の声など全く気にせず、俺はそこに居た人達を見ているだけだった……。
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