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俺は理科室を後にし、昇降口で靴を履き、いざ昇降口を出ようとしたそのとき…
バサッ
っと、俺の目の前に人が振ってきた、というか降りてきたと行った方が正しいのだろう。
そいつは俺と同じくらいの背格好で、フード付きの黒いマントを羽織っていた。
そのせいで顔はよく見えなかった。
するそいつは…
「貴様、何の能力者だ?」
なんだよ、突然だな!
「ん?この感じ……貴様!まさか!?」
な、だからなんだよ?
全く、何一人で驚いてんだか…。
すると突然、俺の腹に鋭い痛みが走った…。
「貴様のその力、どうやら我々の障害になりそうだ…」
奴はまだ続けた、
「だから、その力が覚醒する前に、手を打たせてもらおう…」
というと、奴は俺の腹に刺さってるもの…
…腕が刺さってる…。
信じられなかった、でもこの痛みは、本物だ…。
そんなことより、徐々に奴の腕が上がって来た…。
痛い・・・・。
徐々に意識が薄れていく・・・。
俺、死ぬのか。
こんな所で俺はし・・ぬ・・・。
そこで、俺の意識は途切れた・・・・。
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