琥珀
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僕は小さい頃から桜さんが大好きだった それはいつしか恋になっていた 僕に向けてくれる笑顔はあの頃から少しも変わっていない 兄との子供をお腹に抱えて嬉しそうにはなしかけてくる 知ってる? 僕にはそれがとっても嬉しいことで苦しいことなんだって… 兄も好きだから 桜さんも好きだから 憎めないから 僕がもっと早く生まれて 兄より先に逢っていたら 僕に恋してくれたの?
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