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「ほらついたぜ」
そういって小屋にぶちこまれる。
ヤンキーのたまり場に使われてる学校近くの場所だ。
「よぉまた来たのか」
あいつの仲間だ。
ざっと5人くらいいる。
「お前も好きだなあ」
別に好きで来たわけじゃない
「さぁはじめるか」
遂に始まった。
そっからはいつもと同じだ。
殴る
蹴る
殴る
蹴る
それしかできないただの機械のように
何回も何回も
意識が闇に落ちそうになるが
そのたびに痛みという鈍い光で覚醒する。
「……く……くそっ……」
口から遂こぼれる。
「こいつ泣いてやがるぜ!は~っはっは!!」
そうか、
俺泣いてるんだ
なんでこんなことになったんだろう
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