ぬくぬく

4/11
前へ
/89ページ
次へ
俺の本音の呟きに ピクリ、と膨らみが動く。 「きょー…くん?」 ヒョコンと 布団から飛び出た顔は 寝起き満開の無垢な顔。 うん 今日の仕事の疲れなんて 何処かへ飛んでいきました。 「ただいま、蒼星くん」 ベッドサイドにしゃがみこんで こちらを向いて 眠そうに瞬きをする 貴方の柔らかい頬に 触れようとした時 「つめて、きょーくんっ」 と、またまた布団の中へと 消えた頭。 えぇ~… 俺、何も触れてないんですが… .
/89ページ

最初のコメントを投稿しよう!

685人が本棚に入れています
本棚に追加