ぬくぬく

5/11
前へ
/89ページ
次へ
「蒼星くん~」 何か拒否られたのが 地味にショックなんですが… 「れーきが伝わってくんのっ」 布団の中から 喋る貴方。 れーきって、冷気ですか… 自分の手を擦り合わせて そういえば冷えすぎて 指の感覚、一切ないもんな。 だったらさ 冷たく凍えている恋人を 暖めてくれるとか、さ… 「蒼星くんが暖めてよ」 貴方に求める俺は …間違ってますか…? 「やだ」 即答…。 さ、左様ですか。 しかし ここで引き下がらないのが ワタクシでありまして… .
/89ページ

最初のコメントを投稿しよう!

685人が本棚に入れています
本棚に追加