狂愛

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… 「う・う~ん… あれ?声が高い?? む・胸がある!!??」 そこにいたのはのび太であって、のび太でない。 黒髪で長く、美しい女子高生の“のび太”がいた。 「当たり前だよ。 君は女の子なんだから…」 「誰!!!!???」 そこにいたのは 青い髪に蒼い瞳、ヘッドホンをした男子高生がいた 「ひどいな~…親友の顔を忘れるなんて」 「ウソ…まさか… ドラえもん…?」 「あぁ、そうだよ」 「ウソ…どうして人間に…」 「君の為だよ」 「私のため?」 「僕は君が泣いて帰って来る時、いつも心配になるんだ… 君が壊れるんじゃないかと… だから壊される前に僕が壊す!!!!!」 「ドラえもん!!???…ママ…ママ!!!!」 「無駄だよ、この部屋は世界から隔離されてる」 「ゃめて…やめて…やめて!!!!!!!」 「大丈夫、優しくするから」 それから私は玩具になりました…
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