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浦島は亀に連れてかれ、竜宮城に入った。
シュー…
すると、亀から煙が上がり、だんだんときれいな女性に変身した。
「君、女の子だったの!?」
「はい…掟ですから…」
「掟?」
「貴方が亀を助けた方ですか?」
目の前には、絶世の美女と言わんばかりの女性が現れた。
「貴女は?」
「我は織姫と申す」
「浦島です」
「貴方が亀を助けてくれたお礼がしたいので、こっちに来てください」
浦島は織姫に付いて行った。
織姫は大きな戸の前で止まった。
「さぁ、行きましょうか」
織姫が戸を開けると…
「「「「「ようこそ、浦島様」」」」」
「…す・すごい…」
そこに居たのは多くの女性たちだ
「浦島さん、こちらです」
気付くと、織姫は豪華な料理がのった二つのお盆の左側に座っていた。
「はい…」
浦島は戸惑いながら、織姫の隣に座った。
「さっ、宴の始まりです」
織姫が手を二回ほど叩くと、舞台の袖から様々な踊り子が出て来た。
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