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しばらくして、宴も終わり、織姫の使いが片付けをしている頃
織姫と浦島は海の景色を見ていた。
「織姫さん、今日は泊めてもらってもいいですか?」
「はい、今用意します。
来てください」
浦島は織姫に案内され、きれいな景色が見える部屋に着いた。
「ここを使ってください」
「ありがとうございます」
浦島はニッコリ笑った。
織姫はそのまま部屋を出た。
ドキッ…
(なに……この胸の高鳴り…ギュッと締め付けられるような苦しみは…)
織姫は浦島に恋をしてしまった。
(でも、“掟”が…)
織姫は悩みました。
竜宮城では男性は一周間以上留まってはいけないと言う掟がある。
もしも破れば竜宮城はなくなってしまう。
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