第2章

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ふいに、目の前がぼやけた。 「それでも……子宮癌は、手術で治りますから……………………心配は、いりませんよ…………治るから、本人に教えるんですから…………他の癌なら、いきなり本人に告げたりしないでしょ!?」 先生の優しい言葉も心には、響かない。 ただただ、絶望感に打ちのめされていた。 .
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