第2章

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「…………………………………」 なかなか言葉が出てこない。 《ユズ?……あれ!?…ユズ??》 電波が悪いとでも思ったのだろうか……ユウは、何度か私の名前を呼んだ。 「ごめん………聴こえてる……………………………あのね…………………………私……………………………………………………………子宮癌………………だって……………………………………………」 《え!?》 まさか、そんなこと言われるなんて想像もしていなかったのだろう……ユウは、その一言で暫く無言になった。 .
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