第2章

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その後、ユウからの帰るメールが入り……平日では、珍しい4人での食事が始まった。 思った通り、子供たちの楽しそうな声が飛び交う。 なんともいえない、温かな空気が流れ込むような気がした。 それでも、私の心の中には…………暗い影が潜んでいる……そんな感じ。 向かいに座るユウと目が合うが、子供たちに聞かせる話じゃない……そう思ってるのだろう………この場で、病院での詳しい話を聞こうとはしなかった。 .
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