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「はい!」
人見知り設定なんて何のその、……そう、私はショタについて話す同好の士を望んでいたのかもしれない!
「じゃあ、行くわよ」
美人さんは気絶している少年と、私を抱えて突然飛び始めた。
「ひゃああ!」
怖いいい!
それにしても、このお姉さんは何者なんだろう。
疑問に思うことは沢山ある。
「そうそう、私はヒルドよ」
ヒルドさんかぁ、何だかどっかの本で見たことある名前だなぁ。
そんなことを思いながら、高所恐怖症私は目をつぶりながらびくびくしていた。
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