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咲が次に目を覚ますともう朝になっていた。
チュンチュンチュンチュン
雀の囀りが聞こえる
取り敢えず下の居間へ下りる。
母の後ろ姿を見つけて咲は「おはよう、お母さん」と言うと母はこちらを振り向き、「お…はよう」とその顔は目の下はクマが出来ていた。
その様子からは昨日は寝れなかったと想像はついた。
咲「お母さん、大丈夫?昨日寝てないんちゃう?」
母「ううん、何もないよ。」とサラリと言ってのけた。
何やら咲には説明しない気でいるようだ。
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