プロローグ
2/2
読書設定
目次
前へ
/
18ページ
次へ
樹(いつき)、それがわたしの名前。 ―――時間をかけて高く高く育ち、いつか立派な大樹になりますように。 と、そんな願いを込めてつけられた"樹"という名前。 素敵な名前を付けてくれた父には申し訳ないけれど、その願いは未だこれっぽっちも叶えられていない。 まるで、水草みたいにふわふわ浮いている、ともすれば川に流されてどこかへ行ってしまいそうなわたし。 そんなわたしが 大嫌いだ。
/
18ページ
最初のコメントを投稿しよう!
32人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
257(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!