STORY:2 

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一一一一カシャンッ 侑「ど、して…っ」 知念くんは屋上のフェンスに 凭れ掛かっていた。 「ちね、くん」 侑「え…?」 知念くんが振り向くと真っ赤な目が 俺の目に飛び込んで来た。 龍「…久しぶり、」 侑「…りゅ、たろう?」 龍「うん、」 侑「会いたかっ、た…っ」 龍「俺も、」 侑「ごめん、ね…。あの時止めてれば…っ」 龍「知念くんは悪くないから、」 侑「…龍太郎…っ」 龍「…俺、時間無いから言うね」 侑「龍太郎…?」 知念くんに近付き、口づける。 龍「ごめんね、知念くんが」 “ 好 き だ ”  
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