STORY:2 

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「満足ですか?」 龍「山田さん…っ!」 「2つ目の願い事は返事を聞く、とかですか?それとも記憶を消す?」 龍「んーん、もういーの!」 「…人間とは不思議です。」 龍「そう?俺からしてみれば山田さんの方が不思議なんだけど、」 くすり、と笑って見せる。 「そうですか?まぁ、僕も元は人間なんですよ?」 龍「そうなの?」 「当たり前ですよ。」 龍「山田さんは…未練があるんだ、」 「2つ目の願い事は僕の過去にします?」 龍「ヤだよ、」 「ふふ…っ、」 龍「…最期に山田さんと話せて良かった。2つ目のお願い、いい?」 「何なりと、」 龍「2つ目は…」 「森本龍太郎様、ご利用ありがとうございました。」  
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