STORY:1 

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一一一一コンコン 「はい、」 光「来たよ、薮」 薮「遅いよ、光ーっ」 光「ごめんごめんっ、電車が遅れてさ」 薮「電車…」 光「どした?」 薮「んーん!」 光「そ?あ、薮また髪染めたのー?」 薮「うんっ。似合うだろ!」 光「うん、似合うよ。」 一一一一一一一一一…………‥‥ 光「じゃあ、また来るね」 薮「おう、絶対来いよ!約束だからな!」 光「…っ、ばいばい…っ」 テラスから入るオレンジ色の光の中 俺はしゃがみ込んでいた。 「泣いてるんですか?」 光「や、まだ…っ」 「…伝えなくて良かったんですか」 光「…俺の願い事はっ、いつも通り過ごす事…っ、だったからな…!」 「…2つ目の願い事を聞きましょう、」 光「2つ目、は…」 「八乙女光様、ご利用ありがとうございました。」  
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