嫌な予感とは当たるもの
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「千早さん? その救急箱、私が向こうまで持っていってあげるわよ?」 ね?と手を差し出してくる。 …この人、確か同じクラスの三条さん…? テニス部のファンだったのね。 んじゃまあ、お言葉に甘えて…と救急箱を渡そうとしたその時だった。 「おい!!お前が直接持ってこなけりゃ、 俺様に怪我させた件…分かってんだろうな?アーン?」
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