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意を決して聞く。 「先生!私のこと覚えてますか?」 シンとした廊下に私の声だけが響いた。 先生、覚えててくれてたよね? 先生は「ん?」と首を傾げる。 「森川、変なこと言っとらんと体育館行け。」 先生はそう言い放つと、私に背を向けて歩いて行ってしまった。 嘘!覚えてないの? ひどいよ、先生!!!
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