告白

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目の前の光景に集中し、雑念を消す。キラキラと光る水滴。 ミーンミーンと蝉がなくなか、キラキラと水面が光を反射をしている。 その中をスク水で泳ぐ女子・・・ 夏は暑い。だから水泳の授業がある。故に、水に浸かるスク水で泳ぐ女子が輝いて見えるのである。 高校2年にでもなると、女子は身体のラインが段々違いが出てくる。 貧乳スレンダー娘、巨乳ボンキュッボン娘・・・・・・ それらのボディラインがはっきり見えるというスク水は神である。 そう、今は真夏。心も身体もオープンな季節である。 俺はそんな女子達を影から観察、もとい見ているのである。 俺達は体育の授業をサボり、女子のたわわな身体を・・・・・いや、女子の生態を観察しているのだ。 うん、実に勉学に熱意な学生だな、俺。 それにしても、上半身の果実はすげぇな。あれこそ、まさに美だ。 「お前、目が犯罪者だぞ?」 俺が熱心に人間観察をしている中、野暮に声をかけてくる奴が一人。 奴の名は、松前 夏希。 小学生の頃からの友達だ。というか、親友だ。 こいつ、女みたいな名前だが、れっきとした男だ。 大体こういう奴は女顔設定がオプションだが、普通に男だ。可愛い訳がない。 ちなみに彼女もちだ。非モテ男の敵だ。ついでに俺の敵だ。 「お前も似たようなもんだろうが・・・・」 俺は呆れた様にいう。 「俺は祐実しか見てないから大丈夫だ」 キラッ☆彡 「畜生モテ男がぁ!」 ちなみに、祐実というのは、こいつの彼女である。当て付けかコンチクショー。
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