アイドル☆アイドル

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柚ちゃんを教室に送り届けたあと、自分の教室に向かった俺は…… 京「お?田中じゃないか」 泣く子も黙る生徒会長がいた。 貴明「綾部先輩、おはようございます」 京「うむ、おはよう」 綾部先輩は挨拶を返した後思い出したようにいった。 京「さっきは妹を助けてくれてありがとう」 貴明「いいえ、知り合いが困っていたら助けるのが人ですから」 僕は控えめに言葉を返すと 京「お前らしいな」 綾部先輩はクスリと笑った。 そんな時、チャイムが鳴り響いた。 京「おっと、予鈴か、それではまたな」 綾部先輩は急ぎ足でその場を去った。 貴明「ゆっくり行こっと」 僕は鼻唄を唄いながら自分の教室に向かった。 教室に着いてみると恭也が机でグッタリしていた。 貴明「朝から沈んでるね~恭也」 恭也「結香と加奈に腕を引っ張られてな……貴明が助けてくれなかったからな……」 恨み節が聞こえてきたがいつも通りのスルーしてお決まりのセリフを述べた。 貴明「ドンマイ♪」 ♪付きで言ってあげました。
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