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沖田「違いますよ。‘借りてる’んではなく、‘盗ってる’んですよ♪」 面白いですから。色々。と、沖田さんはニコニコしながら、そんな問題発言をした。 蒼空「ちょ、それってダメじゃないですか;」 土方「大問題だな」 いつの間にか蒼空の後ろに来ていた土方が言う。 「「「「「……え;」」」」」 五人とも、土方の方を恐る恐る向く。 そこには般若の様な顔で腕を組みながら立っている土方が居た。 蒼空(つーか何で皆後ろからなんだよ!後ろとんの好きなの?ここの人って皆そうなの!?) ぐるんぐるん考えていると、土方が喋る。 土方「お前ら…本の内容を何処まで知ってるんだ?」 原田「い、いや、俺らは少ししか知らないぜ?;;」 俺ら、と言いながら藤堂と永倉を指して言う。 蒼空「私は暗記して……あ、いや何でもありません。しれば迷いしなければ迷わぬ恋の道とか本当知りません」 私は新撰組の事を良く調べていたので、つい暗記してしまっていた。 だけど、それを言ったら殺られそうな気がしたから必死に誤魔化した。 が、 土方「ほぉ…蒼空、お前はほぼ知ってるんだな?」 ボロが出てしまった…orz その後四人は土方さんに本気で葬られかけたのは言うまでもない。 ちなみに沖田さんは逃げて、藤堂さん達は私が巻き込んだ。← .
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