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…………は??
その内容に、強張っていた祓の顔が唖然とする。
一緒に住みたいのと…一緒に妖退治に行きたい…!!?
「そ…それでケンカしたのか?」
焔がコクンと頷く。
そんな焔に、祓は微かに眉を寄せ、頭を押さえる。
ハァ…
気付かず、ため息が出た。
まるで子供のケンカじゃないか…
それに、ケンカしたって言ってるけど……
「…当主は何て言ったんだ?」
半ば想像出来るが、祓は敢えて聞く。
それを聞いた焔は頬を膨らませ
「馬鹿か。」
たった一言だけを言う。
多分、焔が一方的に言ってきたんだろうな…。
それで、当主が煩い羽虫を払うのに、一蹴したんだろう。
簡単に想像出来てしまうその光景に、祓はまたもやため息をつく。
そして、焔の望みを叶えようと煌夜にソッと考えを耳打ちする。
それを聞いた煌夜も微かに微笑み
「祓がいいならいいよ。」
祓の考えに同意する。
そしてそのまま、祓は焔にクルッと振り返る。
と。
さっき耳打ちしたせいだろうか。
焔は、煌夜を親の仇でも見るような目で睨んでいる。
……まぁ、焔と祓にはその比喩は当てはまらないが。
2人ならば、清の仇に会ったら寧ろありがとうとお礼を言うだろう。
まぁ…そんなことはどうでも良いのだが。
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