異世界へgo!

4/13
前へ
/62ページ
次へ
「ん、この瞳の色はもとからじゃ、気にせんでよかぞ」 ホッホッホ、と笑うじいさんは何だか好感がもてる。若けりゃもっといい男になっていただろうに… 「ホッホッホ、お世辞でもうれしいのぉ」 ん?じいさんお世辞じゃねえぜぃ 「そうか、そうかお世辞じゃなかったのか…もっとうれしいのぉ」 ホッホッホ、と愉快そうに笑うじいさん。ん?なんで俺喋って無いのにこのじいさんはわかるんだ? そう俺はじいさんを褒めていたのは心の中でだ、全然口に出していない。 なら何故このじいさんはわかるのか…? 「それはの……神じゃからの、出来んとおかしかろうに」 ふんふん、どうやらこの自称神様なこのじいさん、年で頭と眼がいっちまてるらしい。 「まてまて、少年。流石にワシも傷つくぞ……」 ジジイに1375のダメージあとどれくらいで逝くかなぁと計算する俺。 「あれ?じいさんからジジイにランクアップ?いや、ダウンじゃ。というよりワシは死なんぞ……物理的には」
/62ページ

最初のコメントを投稿しよう!

702人が本棚に入れています
本棚に追加