小さな恐怖

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小さな恐怖

「…え…?」 部屋中全てが敵になった、「……ッ!?痛ッ!!」 脚を視ると、さっきの兵隊が私の脛に剣を刺してた、それを視て、余計に脚が痛くなった。 フラフラする、 (あ…もうダメかも…) そう思った時、 『……本当ニ?』 (…!!) その声に安心感を覚えた、と言うのも束の間だ、 『君が本当ニ人間デここに来たノなラ、あの言葉を知ってイる筈だ…』 (結局助けてくれないのね……今はそんな事言ってる暇は…) 『言いなさイ』 (えっと… 道化師の神よ… ゴッド クラウン) 「……!!」 急に右眼が光り出した、 着ているセーラー服の色が白から紺に変わり、リボンが黄色から赤にじわじわ変わる。 「鳴呼…偽りの生命の中を悲しく生きる物達よ………哀れに散って泣き叫べ!」少女はそこにいつの間にか在った日本刀を手にし、眼の前の玩具を、 斬り 斬り倒し、 斬り殺した 「刹那の血は真っ赤…」 その時、紀沙は鬼早になった。
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