君がいなくなった
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もしも死んだらなんて、なんで言い出したのかよく覚えてない。 そのあとのやりとりは、鮮明に思い出せるのに。 あの話をした半年後、ミキは死んでしまった。 交通事故だった。 信号無視の車に突っ込まれ、倒れたミキの横で、おれへのバースデーケーキがなぜか無傷で残っていた。 人の命って、あっけないな。 なあ、ミキ。おまえが死んだらどうしてほしいかなんて、まだ聞いてないぞ。 なあ、ミキ。 おれ、どうしたらいい?
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